税金について

税金の見直しがあるようです。

ご存じの方が大半かとは思いますが、YBR250（自家用）では2013年現在、以下のような税金を払う必要があります。

まず、軽自動車税。これには二輪という区分があり、現状（2013年）では　概ね2400円となっています。これは地方税なので、自治体によっては何割か上乗せしている場合もあるようです。
このほかに重量税というものもあります。
これは軽自動車（二輪）の区分があり、現状（2013年）では6300円です。これは国税です。新車で登録した時に一回だけ払います。
なお、取得税はバイクなので排気量などに関わらず不要です。でも買うときに消費税はかかります。これは現状（２０１３年）では本体価格の５％です。

ここからが本題ですが、今回の税金の見直しが行われた場合、軽自動二輪(YBR250など)だと、新たに新設される最低税額になるかもしれないのです。
この最低税額というのは、軽自動車税の区分に関わらず、最低でもこの金額は払ってねという、パケ代みたいな仕組みなようです。これが、２０００円か３０００円に設定されるそうで、もし３０００円になると、＋６００円の増税となります。

そもそもこの増税、地方税収の確保が狙いなようです。でももしかしたら、消費税アップに対する自動車取得税ダウンというドサクサに紛れて、反発のない程度に増税しているのかもしれません。
また、TPP絡みで軽自動車の優遇を無くして、アメ車を売りやすくするというアメリカの圧力もあるとも聞きます。だけど、どんなに減税したって軽自動車にアメ車が取って代わることも無いと思うのですが。。。つまりこれは、税収効率が悪い軽自動車枠を撤廃する為の日本の自作自演のようにも思えます。

けど更に考えてみると、２０１２年５月以前の重量税は、5500円だったので、トータルの税金でいえば・・・
２０１２年５月以前は7900円（2400円＋5500円）
２０１２年５月以降は7300円（2400円+4900円）
２０１４年の税制改正以降7900円以下(3000円？+4900円)

結局は変わらないのかもしれません。ただ消費税は上がるので、そこは事実上の増税となりそうです。4輪と違って相殺する対象の税金がないのです。
税収確保どころか、バイク離れを加速させるようにしか思えません。

そう言えば超小型車っていう区分が出来るそうですが、その税金はどうなるのでしょうか。とにかく免許も税金も法律もそれぞれの分類があって、難しいです。